LabVIEWでexe.ファイルを作るには?(1)
<序章>作成したVIをexe.ファイルとして配布できる
<一章>システムのexe.ファイル化とは?
<二章>exe.ファイル作成ー準備編ー
<三章>exe.ファイル作成ービルド編ー
<四章>実行矢印がこわれるとき
<五章>exeアプリケーション作成時のチェックリスト
<終章>まとめ
(1)では、<序章>、<一章>まで記載します。
<序章>作成したVIをexe.ファイルとして配布できる
仮にLabVIEWがインストールされていないPCでLabVIEWプログラムを実行させたいとき、どうすればよいでしょうか?
この質問の回答は、「VIをexe.ファイルにして配布する」となります。
ここでは、VIファイルのexe.化について記載していきたいと思います。
<一章>システムのexe.ファイル化とは?
exeファイルを作成する意図としては、<序章>に記載したとおりです。
では、作成手順の概要を見ていきましょう。
・必要なもの
LabVIEWが使えるPC,
・作成手順の概要
①ファイル準備をする
VIを作成する
②exeファイルユーザ側で「LabVIEWランタイムエンジン」をインストールする
③ビルド前に以下を確認する
再コンパイルしてVIへの変更点を保存
VIプロパティが適切に設定されているかどうか(<二章>①で説明)
パスが正しく生成されているか(<二章>②で説明)
条件付きで「LabVIEW終了」関数を呼び出す(<二章>③で説明)
④ビルドする
⑤exeのデバッグを実施
⑥配布!!
これでVIのexe化ができました。といってもよくわからないですね。
実際の手順については、(2)で見ていくことにしましょう。
ここで重要なのは、exeファイルの使用者PCに「LabVIEWランタイムエンジン」をインストールすることです。こちらのインストーラは日本ナショナルインスツルメンツ株式会社のホームページより手に入れることができます。
(1)は以上です。
(2)では、
<二章>exe.ファイル作成ー準備編ー を記載することにします。