どうもです。
またらぼびゅーに話がもどってきました。
さっき、NIのホームページをちょろちょろ見てたら、なにやら面白いのがあったので、
紹介してみます。
フロントパネルを”ロギング”!?
何を言っているのか、って感じですがね。
要はこれ、フロントパネルにあるデータをバイナリ形式で保存するという代物です。
どういう用途で使われるの?
つまりこうです。
長時間、継続的に試験機を回していると想定しましょう。
それを一日おきに、3分だけ、計測を行うとします。
そのときに得たテストデータ、実験者、計測条件などの情報がフロントパネル記載し、
それらをVI実行するごとに記録させたい、ときなどです。
・・・そんなことあるかー!?ってありますよ。こういう状況。
耐久試験やら寿命試験やらで、長時間テストしているときなど。
便利な機能だと個人的に思いました。
どういう形式で保存されるの?
ログファイルには、VIを実行した時のタイムスタンプおよびデータ類が保存されます。
データログファイルにアクセスすると、ログファイルからデータを回収し、
フロントパネル上に表示してくれます。
どう実行するの?
VIといったら結構難しいものが多いんですけど、今回はめちゃ簡単!
・自動ロギングを有効にする:メニューバーより「操作→完了時にログ」
・手動でロギングする :「操作→データロギング→ログ」
・ロギング内容を表示する :「操作→データロギング→回収」
これだけなんです。超便利!
記録したロギングデータはどのように表示されるのか?
初めてロギングするとき、プロンプトが表示されて、名前・ファイルの保存場所・
ファイルの形式(.dat, .txtなど)が選べます。
ロギングすると、上記ファイルに追記されていきます。
記録は毎回記録されるので、前回の記録が上書き消去することはありません。
消去する場合は、メニューバーしたのゴミ箱マークをクリックすることで可能です。
という、こんな機能があるというのが気づきました。
寿命試験など、VI実行したときのフロントパネルを記録したいときに便利な機能です!